「九条の会・わかやま」 523号 発行(2025年05月10日付)

 523号が5月10日付で発行されました。1面は、「わかやま九条碑除幕式&完成のつどい」開催、「HAPPY BIRTHDAY 憲法 in Wakayama」 開催 憲法の誕生日をみんなで楽しく祝う、九条噺、2面は、戦争を止める力がここにある!5・3憲法大集会(東京)に3万8千人、憲法記念日に街宣とチラシ折り込み みなべ「九条の会」  です。
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「わかやま九条碑除幕式&完成のつどい」開催



 5月3日の憲法記念日、わかやま九条碑建立実行委員会主催で「九条碑除幕式&完成のつどい」が、九条碑建設地の和歌山市有本526の1、高齢者複合施設「和歌山生協病院サテライトありもと」の駐車場で開催されました。式は、オープニングセレモニーとして、小薮真一さんによる二胡演奏があり(4曲)、続いて実行委員会共同代表の一人古田光明さん(医療生協理事長)が主催者挨拶。社会保障を削減し軍事費を倍増する政策を批判し、九条碑について、本日和歌山を含め全国6カ所で新たに除幕式が実施され全国で59カ所になること、地域の中でこの九条碑を活かして平和を守っていこうと呼びかけられました。続いて、実行委員の松本さんが、募金協力者から寄せられたメッセージを紹介された後、6人の手で除幕が行われました。





姿を現したわかやまの九条碑は雑賀崎の風景を背景にした条文と飛び出した虹色の9の数字をリンクしたもので、実行委員の浅見さんからその特徴が紹介され、最後に、式参加者が九条碑のまわりに集まって記念撮影をしました。式の後のイベントとして、お餅とお菓子撒きが行われ、おでんがふるまわれました。





 なお、募金は1027人・団体から220万7372円寄せられた(5月2日現在)ことが報告されています。(田畑)

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「HAPPY BIRTHDAY 憲法 in Wakayama」 開催
憲法の誕生日をみんなで楽しく祝う


 5月3日憲法記念日に和歌山城砂の丸広場で「HAPPY BIRTHDAY 憲法 in Wakayama 2025」が開催され、快晴に恵まれて子供連れの市民らで賑わいました。参加者は、食べ物や体験など多くのテントを訪れ、中央舞台のプログラムを楽しみながら平和の大切さを思い、憲法の誕生日を祝いました。


(和歌山高校・総合音楽部)


(朝鮮初中級学校・民族楽器演奏)

 中央舞台では多彩なプログラムが進行しました。和歌山高校〈バンド演奏〉、朝鮮初中級学校〈民族楽器演奏〉、ハラウ・ウイラニ〈ハワイアンフラ〉、ぴょんぴょん亭うさぎ〈落語〉、えーなーめぐちゃん〈三味線と踊り〉、紙芝居「わかやまのくうしゅう」(山本喜美子作)、けん玉パフォーマンス、特別ゲスト・ウインズ平阪〈ヴォーカル〉、紀道〈創作ダンス〉、CrowFieldバンド演奏〉、子どものための憲法クイズとお菓子撒きでした。中でも、作者の空襲体験に基づく紙芝居、連続出場の親子バンドCrowfieldの平和の曲、ウインズ平阪氏の持ち歌の一つ「世界中に平和を」は、平和憲法の誕生日にふさわしいものでした。(柏原)


(ぴょんぴょん亭うさぎ・落語)


(ハラウ・ウイラニ〈ハワイアンフラ〉)


(紙芝居「わかやまのくうしゅう」)

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【九条噺】

 〝日本人はどこから来たのか〟というNHK番組があった。現生人類(ホモ・サピエンス)は、20~30万年前にアフリカで誕生、6~7万年前にアフリカを出た。アジア人はユーラシア大陸を北回りで移動したグループもいたが、〝最初の日本人〟は東南アジアに向かった南回りのグループだったそうだ▼4~5万年前に東南アジアにたどり着き、3万年以上前に台湾辺りから日本列島にたどり着き、周囲が海なので、古いDNAが「縄文人」として残った。大陸の各アジア人の遺伝情報は隣同士に並ぶが、今の日本人は大きく外れ、縄文人は更に外れているそうだ▼「縄文人の場に稲作と金属器を持つ弥生人が渡来。混血し現代の日本人となった」というのが二重構造説だが、最近、現代人のDNAに縄文人、弥生人以外のものも含まれるというデータが発表された。3~7世紀・古墳時代の墓の骨のDNA解析の結果、第3のDNAが含まれる三重構造が明らかになったそうだ▼古墳時代、大陸は戦乱の世。技術を持つ人だけではなく、一般人も大量に日本列島に逃れて融合し、大陸のアジア人とは異なるDNAを持つ日本人になったという▼日本人は日本語を話す。文字は大陸から漢字を取り入れ、漢字からひらがな、カタカナを作り、日本語を表記するようになった▼しかし、日本人がどこから来て、どのようなDNAになっていったとしても、我々は日本民族だ。世界平和と人類発展に率先して貢献する民族でありたい。(南)

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戦争を止める力がここにある!
5・3憲法大集会(東京)に3万8千人




 憲法施行から78年を迎えた憲法記念日の3日、東京では「未来は変えられる! 戦争ではなく平和なくらし! 2025憲法大集会」が、東京臨海広域防災公園で行われ、約3万8000人が参加。ステージに上がった5党・会派の代表とともに「LOVE憲法」などと書かれたプラカードを掲げてアピールしました。
 メインステージでは、実行委員会を代表して菱山南帆子さんがあいさつし、分断と対立を乗り越えて共同で憲法集会が開かれて10年だとし「幾度も訪れた改憲の危機をはね返してこられたのは、憲法集会を中心とした粘り強い市民運動があったからだ」と強調。「ミサイルでなく憲法で平和をつくり出そう」と、総がかり行動実行委員会の署名と対話運動、参院選に向けた運動で改憲勢力を追い詰めようと呼びかけました。
 市民3氏がスピーチ。日本被団協の田中熙巳代表委員は「数年の間、世界は核戦争の危険な状況にある。なんとかして打ち破りたい。核兵器は絶対に使ってはいけないという規範を70年にわたってつくり上げ、80年間、核戦争を起こさなかった日本被団協、被爆者の運動を引き継いでほしい」と訴えました。市民連合から佐藤学東京大学名誉教授が連帯あいさつしました。立憲民主党、共産党、れいわ新選組などの幹部が出席。立民からは参院憲法審査会の野党筆頭幹事を務める辻元清美代表代行が登壇し、「おかしな憲法論議は絶対許さない」と宣言。衆院で自民党などが求める議員任期延長を含む緊急事態条項の新設について「憲法改正は必要ないというのが自・公も含めた参院の意見だ。たとえ衆院でおかしなことになっても、参院の入り口で絶対変な改憲はさせない」と訴えました。その上で、改憲論議より選択的夫婦別姓や同性婚の実現を優先させるべきとし、「あらゆる人が愛する人と結婚できて、結婚後の名前を選べるようにすることが、幸せになる人を増やす」と訴えました。共産党の田村智子委員長は緊迫する国際情勢に触れ「憲法を掲げた戦争の心配のない東アジア、平和をつくる」と訴えました。れいわの櫛渕万里共同代表は「与野党問わず憲法改正のたくらみが着々と進んでいる。絶対に緊急事態条項を入れさ   せてはならない」と主張しました。(憲法しんぶん速報版5月6日より)



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憲法記念日に街宣とチラシ折り込み
みなべ「九条の会」




 5月3日は78回目の憲法記念日。朝から快晴で、町内のあちらこちらでは、鯉のぼりが気持ちよさそうに泳いでいました。ゴールデンウィーク後半の四連休初日で、高速道路の渋滞をさけてか、町内を走る国道42号線は朝から田辺・白浜方面行きの車が大変多く、信号待ちの長い列ができていました。
 そんな中、みなべ「九条の会」では、午前は旧南部町、午後は旧南部川村で宣伝カーから、「軍事力の強化ではなく、相手を安心させ、互いを尊重する立場で、他国との外交を進めるべきです。これを実行できるのは、国際協調によって戦争をなくすという理念がつらぬかれている日本国憲法第九条の考え方だと私たちは考えます。憲法九条を大切に守っていきたいと願っています」と訴えました。
 また、憲法記念日に合わせて、会員の方から寄せられた憲法九条への思いを載せたチラシを作成し、町内に配られる各新聞に折り込みました。

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(2025年05月09日入力)
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