「九条の会・わかやま」 535号 発行(2025年11月13日付)

 535号が11月13日付で発行されました。1面は、第22回憲法フェスタ開催、 「守ろう9条 紀の川 市民の会」、「平和と文化の集い」を開催 和歌山障害者・患者九条の会、九条噺、2面は、にぎやかに9条平和まつりを開催 憲法9条を守る伊都・橋本連絡会、121回目のアピール 有田共同センター、みなべ「九条の会」159回目のピースアピール、大津・三井寺 憲法9条碑を設置  です。
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第22回憲法フェスタ開催
「守ろう9条 紀の川 市民の会」


 11月2日、「守ろう9条 紀の川 市民の会」は和歌山市・河北コミュニティセンターで「第22回憲法フェスタ」を開催しました。



 午前10時からの「展示の部屋」では会員や地域の方の手作りによる絵画、写真、絵手紙、手芸など、今年も見ごたえのある多くの作品が展示され、来場者が熱心に鑑賞されていました。また、「映像の部屋」では『荒野に希望の灯をともす~医師・中村哲 現地活動35年の軌跡』が上映されました。「リサイクルひろば」も多くの方の参加がありました。



 午後からは多目的ホールでメイン企画が開催されました。



 第1部はシンガーソングライターの宝子さんのミニコンサートでした。演奏は、「ハナミズキ」「つわぶきの花のように」「僕が欲しかったもの」「君の星」「花」で、最後の曲では、サビの部分を参加者も一緒に歌いまくりました。宝子さんは曲間で、かなり時間をとって、平和について思うところをじっくりとトークされ、その透き通る歌声とともに、参加者は感銘を受けておられました。



 第2部は、フリージャーナリストの西谷文和さんによる講演「紛争地から見た平和憲法~ガザ、ウクライナ、アフガンの今~」でした。今回の講演は、午前中の「映像の部屋」で中村哲医師のドキュメンタリー作品が上映されるということもあり、中村医師をめぐるエピソードにも触れられ、「中東戦争は75年以上続いている」とイスラエルによるガザジェノサイドに至る歴史を示し、現地取材の映像で戦火のもと理不尽な暴力にあえぐ市民の状況を告発されました。「日本人ファースト」など人々を分断する排外主義を批判するとともに、憲法9条による平和の構築の大切さを訴えられました。



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「平和と文化の集い」を開催
和歌山障害者・患者九条の会




 「和歌山障害者・患者九条の会」は10月26日、和歌山市ふれ愛センターで「平和と文化の集い」を開催、23名が参加しました。
 最初のプログラムはこども落語です。和歌山市で活動する小学5年生と3年生の「のりのり亭兄弟」。演目は弟の「のりのり亭おにぎり」さんによる『平林(たいらばやし)』、兄の「のりのり亭おむすび」さんによる『つる』の二席です。
 出囃子とともに登場、最初から一発ギャグ(?)で和ませてくれて元気はつらつ。語り口や言い回しもすばらしく、会場は笑いと感動に包まれました。
 視覚障害の参加者が多く、演者の表情や目付きの表現が伝わらないけれども落語は間の取り方、言葉の奥床しさを耳で楽しめることから、みなさん真剣に聞き入っている様子でした。
 プログラムはその後、シンガーソングライター佐無田さんのオリジナル曲をギターで歌唱、中津和恵さんのハーモニカ演奏、そして、落語も歌声も楽しめる平和な世の中がいつまでも続くことを心に込めて「青い空は」「アンパンマンマーチ」などを参加者全員で合唱し、盛り上がりました。
 当会に初めて参加していただいた方が3名。少しずつではありますが、広がりを感じつつ、文化の秋を満喫する一日となりました。(会の野尻誠さんより)



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【九条噺】

 今年は11月7日が「立冬」だ。冬も近づいてきて、紅葉のシーズンが始まったようだ▼「紅葉」は植物の葉の色が変わる自然現象だが、色の変化は紅(赤)だけではない。イチョウの葉は黄色に変わる。黄色に変わるのを黄葉(おうよう)、赤色に変わるのを紅葉(こうよう)、褐色に変わるのを褐葉(かつよう)と呼ぶそうだが、厳密に区別するのが困難な場合も多く、いずれも「紅葉」として扱われることが多いとのことだ▼紅(赤)葉する植物ではカエデ(もみじ)が一番よく知られるが、他にウルシ、ツツジ、ツタ、ヤマザクラ、ナナカマドなどもある▼「奥山に紅葉(もみぢ)踏みわけ鳴く鹿の声きく時ぞ秋は悲しき」と百人一首にもあるが、日本では、紅葉の季節になると、「紅葉(もみじ)狩り」に出かける人も多い。「狩る」と言っても「紅葉の美しさを眺める」ということだ▼楓(カエデ)というとカナダの国旗を思い出すが、あれは「サトウカエデ」という種類の楓で、その樹液がカナダの名産品であるメープルシロップになる。「サトウカエデ」は英語で「sugar maple」と言うが、日本の名所にあるもみじは「イロハモミジ」という種類で、英語では「Japanese maple」と言うそうだ。なお、欧米では「紅葉狩り」の習慣はないとのこと▼京都の社寺や日光などは「紅葉狩り」客であふれるが、手近なところは和歌山市内にもある。和歌山城西之丸庭園、通称は紅葉渓(もみじだに)庭園で、国の名勝に指定されている。(南)

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にぎやかに9条平和まつりを開催
憲法9条を守る伊都・橋本連絡会




 「憲法9条を守る伊都・橋本連絡会」は、11月1日、和歌山県かつらぎ町立妙寺中学校体育館で第17回「伊都・橋本9条平和まつり…憲法9条でゆるぎない平和を…」を開催、世代を超えて230名が参加しました。
 浦本彰夫共同代表が開会挨拶に立ち、「日本維新の会と組んだ高市政権が誕生したが、これから大軍拡・大増税と9条をはじめとする憲法改悪が加速されようとしています。誰もが幸せに暮らせる平和な世の中を作るために、皆さん、ともに頑張りましょう」と訴えました。
 会場には広島の高校生による原爆絵画や革新懇の反核平和写真などを展示。また、各団体からの飲食物やバザー、農芸高校の野菜即売、スーパーボールすくいなど多くの模擬店が出店し賑わいました。
 舞台では、キッズやシニアのダンス・太鼓・吹奏楽・平和コーラス・舞踊・平和絵本の読み聞かせなど、多彩な熱演があり、最後は空くじ無しの福引きで会場が盛り上がりました。南中ソーランのリーダーが「命が大事、平和が大事、9条が大事!」と力強くアピールをし、参加者の大きな共感を得ました。
 今年もさわやかで楽しく賑やかで勇気づけられる平和集会となりました。
(共同代表・植西祥司さんより)



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121回目のアピール



11月3日、有田川町役場前信号で121回目のストリートアピールを参加者28名で実施しました。『憲法9条を守ろう!』『改憲を許さない!』『戦争反対!』など様々なプラカードや横断幕を掲げて頑張りました。(水野哲男さんより)

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みなべ「九条の会」159回目のピースアピール



 11月3日、159回目のピースアピールを実施しました。12名の会員が集まり、文化の日が日本国憲法が公布された日であることや、11月22日の「平和を願う町民のつどい」を宣伝しました。(事務局長・井戸保さんより)

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大津・三井寺 憲法9条碑を設置



 戦後80年にあわせて大津市にある三井寺では、新たに憲法9条の条文が刻まれた石碑が設置され、3日、除幕式が行われました。除幕式には関係者などおよそ200人が集まり、高さおよそ1.2m横およそ1.5mの石碑が披露されました。三井寺の福家俊彦・長吏が「1000人を超える方から協賛を頂きありがとうございます。平和を求めるのは簡単ではありませんが、みなさんとともに歩んでいきたいです」とお祝いの言葉を述べました。

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(2025年11月11日入力)
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