「九条の会・わかやま」 543号 発行(2026年04月08日付)

 543号が4月8日付で発行されました。1面は、雨の中 国会前2万4000人 憲法改正・イラン攻撃抗議デモ、福祉バスでめぐる春の交流ハイキングを開催 和歌山障害者・患者九条の会、九条噺、2面は、記念上映会と第12回総会を開催 くしもと9条の会、「戦争を止めたいスタンディング行動0402」、「4.9反戦・反軍拡街頭宣伝」の呼びかけ、上富田9条の会 9の日スタンディング  です。
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[本文から]

雨の中 国会前2万4000人
憲法改正・イラン攻撃抗議デモ




 憲法改正に反対し、米国・イスラエルのイランへの攻撃に抗議するデモが3月25日夜、国会前で行われました。雨が降る中、参加した約2万4000人は国会周辺の歩道を埋め尽くし、ペンライトを振ったりプラカードを掲げたりして「改憲反対」「武力で平和はつくれない」などと声をあげました。また、6万人が同時中継を視聴しました。合わせて、8万4000人。
 この行動は「平和憲法を守るための緊急アクション」として、研究者やアーティストらの市民有志でつくるグループ「WE WANT OUR FUTURE」と「憲法9条を壊すな!実行委員会」が呼びかけました。
 2月の衆院選で改憲に意欲を示す高市早苗首相が率いる自民党が圧勝し、憲法改正発議ができる3分の2を超える316議席を単独で獲得しました。こうした背景から両団体は2月に緊急アクションを開催し、3月10日にも国会前に約8000人が集まるなど関心が広がっています。
 歌手の坂本美雨さんも参加し、マイクを手に「憲法は日常の中にある小さな幸せを守るために絶対に必要なもの。手放してはいけない」と訴えました。
 東京都武蔵野市のアルバイトの女性(25)は「今行かないと後悔すると思った」と話しました。同三鷹市のフリーライターの女性(55)は「こうした活動に参加するのは10年ほど前の安全保障関連法案に反対するデモ以来。憲法9条を掲げて戦争に反対するのは日本人だからこそできることだと思う」と語りました。
(「憲法しんぶん速報版」3月26日号より)



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福祉バスでめぐる春の交流ハイキングを開催
和歌山障害者・患者九条の会




 「和歌山障害者・患者九条の会」は3月22日、23名が参加して、御坊・道成寺方面へのバス旅行に出かけました。
 午前中は日高教育会館で交流会です。障日協(障害者の生活と権利を守る日高連絡協議会)の取り組みや日高地方の九条の会の活動について、川口先生、井戸先生からそれぞれお話を伺いました。御坊日高地域の障害者のガイドブック作成を通して障害者運動に関わる様々な職種の方々が集ってきたこと、印南町の九条の会では若いお母さんたちへの働きかけも計画していることなどが話されました。参加者からは、「横のつながりを作っていくことが大切」「職場で若い職員さんに憲法を読み解く学習会を企画していきたい」「国民は真実を知りたがっている、地道に継続してアピールしていくことが求められている」など、とても元気が出る活発な意見が相次ぎ、今の情勢に立ち向かう勇気と決意が伝わってきました。現地の方が手配してくれた弁当をみんなで和やかに囲みつつ、視覚障害者への配慮として弁当のおかずの並び方を説明してくれるなど、うれしいかぎりです。
 午後は道成寺で絵説き説法、「安珍清姫」の物語と国宝仏像の見学です。ユーモアあふれる語りに、しばし耳を傾け絵巻を堪能、歴史と伝承に思いをはせるひとときとなりました。ほころび始めたシダレザクラの前で全員で記念撮影です。そして、釣鐘まんじゅうなど買い物を楽しみ、帰路につきました。
 春の訪れを感じる暖かな天候に恵まれ、気持ちもほっこりと。平和の中でみんなの笑顔があふれる一日となりました。
(事務局:野尻誠さんより)

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【九条噺】

 今回のWBCは、残念ながら日本は決勝に進むことができなかった。優勝はアメリカと戦って勝利したベネズエラ。もしアメリカが勝っていたら、あの〝暴君〟トランプが「俺がいたので、野球でもベネズエラに勝った」と言い出しかねない。それを防いだベネズエラに大拍手を送りたい▼次回は日本に4回目の優勝を目指して頑張ってほしい▼ところで、今回のWBCでも中心となって活躍した大谷翔平はドジャースと10年・後払いという契約を結ぶに当り、筆頭オーナーのマーク・ウォルター氏またはアンドリュー・フリードマン編成本部長が球団を去った場合、大谷側から契約を破棄することができるという項目が契約にあることはよく知られているところ▼このアンドリュー・フリードマン編成本部長は〝優勝請負人〟をどのように果たしているのか、栗山英樹氏のレポートTV番組があった▼データ活用は勿論だが、多くの異なる意見を求め、自分が全ての答えを持っていると思わず、議論を重ね、組織として決定にたどり着くことが重要と言う。自由闊達に意見が言える雰囲気作りをし、「分からない」と言えるかどうかで人の知性を図っているという▼これは野球に限らず、どんな組織にも当てはまるのではないか。リーダーシップとはリーダーが「ついて来い」と引っ張ることではなく、いかにメンバーに様々な意見を出させ、みんながそれを尊重し、結論にたどり着くことだろう。我々も大いに参考にしたい。(南)

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記念上映会と第12回総会を開催
くしもと9条の会




 3月21日、「くしもと9条の会」は記念上映会及び第12回総会を開催しました。オープニングセレモニーでは恒例になっている楽器(ギター、カホン、マンドリン)演奏で、「およげたいやきくん、贈る言葉、いつでも夢を、手のひらを太陽に」の曲を奏でていただき、なつかしさに口ずさみながら34名の参加者が聞き入りました。
 伊藤英朗監督の「サイレントフォールアウト」上映では、1950年から60年代にかけて、アメリカ国内の地上での101回の核爆発実験により、ほぼ全域放射能汚染した事実を告発したものです。放射能汚染した牛乳を飲んだ子供の乳歯を32万個集め、この被爆調査運動により科学的に証明しました。この運動が1963年ケネディ大統領による地上での核実験の中止宣言へつながり、アメリカ大陸のこれ以上の放射能汚染を救い、この事実をアメリカ国民はじめ全世界の人々に伝えたいとの思いで制作されたものです。視聴者から「とても分かりやすく説得力があった」「まったく知らなかったことが知れた」「この映画をもっと多くの人に見てほしい」といった感想が寄せられました。
 総会は、上富田とみなべの9条の会からの来賓を含め、21名の参加のもとで行われ、事務局長による憲法第9条の朗読で認識を深め、議事に入りました。
 9条の会の運動が、改憲を狙う政府へ「戦争NO!」の抑止力として、働きかけているのだとの確信を新たにしました。今後の1年間も9条を守り・いかした運動を拡げていく方針と、14名の役員体制も確立し承認されました。そして最後に特別決議として『日米首脳会談での「世界中に平和と繁栄をもたらせるのはドナルドだけだ」との発言に抗議する』を総会の名で決議しようとの提案も了承されました。今回の上映会と総会により新たに3名の仲間を迎えることができました。
(会の上柳博さんより)



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「戦争を止めたいスタンディング行動0402」



 晴天の4月2日、和歌山城一の橋前で、「戦争を止めたいスタンディング行動0402」(平和のための戦争展わかやま実行委員会主催)が行われ、30名の市民が参加。持ち寄ったプラカードを掲げ、花見客らに「戦争止めよう」と訴えました。通る人たちはプラカードに視線を向けていました。親指を立てて応援の気持ちを示す外国人青年もありました。(柏原)

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「4.9反戦・反軍拡街頭宣伝」の呼びかけ



2026.4.9(木)18:00~
     JR和歌山駅前
呼びかけ 戦争させない和歌山委員会
   憲法九条を守るわかやま県民の会

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上富田9条の会、9の日スタンディング



 「上富田9条の会」は、毎月9日、19日、29日の月3回のスタンディング行動をしています。
3月9日も8名の参加で実施しました。看板も新しいものをいくつか作成しました。場所は生馬橋交差点(交通量が多い・5分間で100台ほどは通る)で11時から30分間です。

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(2026年04月07日入力)
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